「Fireタブレットってどんなブラウザが使えるのかな?」
「FireタブレットでEdgeやChrome、Firefoxなどのブラウザは使えるのかな?」
こんな疑問を持っていませんか?
Fireタブレットには、標準で『Silk』と呼ばれるブラウザが入っています。
Fireタブレットでブラウザを使う場合、基本的にこのSilkブラウザを使うことになります。
しかし、パソコンやスマホで調べ物をするときに「Silkブラウザを使っているよ!」というかたはあまりいないかと思います。
となると、できればChromeやFirefoxなどの、パソコンやスマホで使っているブラウザを使いたいところですよね?
というわけで今回は、Fireタブレットで使えるブラウザについてお伝えしていきます。
この記事を読んでもらえれば、Fireタブレットで調べ物をするときにどんなブラウザが使えるのかについて知ることができます。
それでは本編スタートです。
【結論】Fireタブレットで使えるブラウザ
結論からいいますと、Fireタブレットで使えるブラウザは以下の2つです。
- Silk
- Google Search
ただし、1つ注意点があります。
それは『Google Search』はGoogleが提供しているブラウザアプリではないということです。
アプリ名に『Google』が含まれているため勘違いしそうですが、Googleとは別の開発元なので注意しましょう。
安全性を考えるなら、やはりFireタブレットにもともと入っている『Silk』というブラウザを使うのがいちばんでしょう。
ちなみに『Silk』というブラウザは、Amazonが開発しているFireタブレット用のブラウザです。
iPadの『Safari』、Androidの『Google Chrome』と同じかんじです。
今回、Fireタブレットで使えるか調査したブラウザ(15種類)
今回、Fireタブレットで使えるのかを調査したブラウザは以下の15種類です。
- Silk(Fireタブレットの標準ブラウザ)
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Safari
- Firefox
- Yahoo!
- Google Search
- Smooz
- Firefox Focus
- Opera Touch
- Brave
- ドルフィン
- Sleipnir
- DuckDuckGo
- SkyLeap
『使える』『使えない』の評価基準
「〇〇というブラウザはFireタブレットで使える!」といっても、なにを基準に『使える』のかがはっきりしないと意味がありません。
というのも、Fireタブレットの場合
- Fireタブレットの標準アプリストア(Amazonアプリストア)から入手して使える。
- GooglePlayストアをFireタブレットに入れることで使える。
- webサイトからダウンロードすることで使える。
という具合に、ひとくくりに『使える』といっても様々な前提条件があるのです。
それを踏まえて、ここでは『使える』『使えない』の評価基準を以下のように設定することにします。
【使える】Amazonアプリストアから入手できるブラウザ
【使えない】Amazonアプリストアから入手できないブラウザ
このような評価基準になった最大の理由は『安全性を第一に考えるべきだから』です。
Amazonアプリストアから入手できるブラウザの場合、Amazonによる審査を通ってきた(比較的)安全なブラウザということが言えます。
アプリをAmazonアプリストアで公開するためには、『Amazonアプリストアにおけるアプリ申請時のテスト基準』を満たしている必要があります。
とくに『Amazonアプリストアのコンテンツポリシー』の中に含まれる『プライバシーとセキュリティに関するポリシー』では、ユーザーのプライバシー侵害やアプリの不正動作をチェックする項目があります。
このように、Amazonアプリストアから入手できるブラウザは、Amazonの審査を通過した(比較的)安全なブラウザだといえるのです。
逆に、webサイトから入手するブラウザの場合、Fireタブレットで正常に動くのか、そもそも安全なブラウザなのかが不明です。
また、GooglePlayからブラウザを入手する場合、前提としてFireタブレットにGooglePlayストアを入れる必要があります。しかし、FireタブレットはGooglePlayストアを入れることが想定されていないため、Fireタブレットがおかしくなる可能性があります。
実際に、FireタブレットにGooglePlayストアを入れると、Fireタブレットが正常に動かなくなるという事態が発生しているようです。
当然ではありますが、GooglePlayストアを入れたことのあるFireタブレットは、動作がおかしくなってしまってもAmazonは一切保証をしてくれません。
すこし長くなってしまいましたが、要するに「Amazonアプリストアから入手できるブラウザかどうか」が安全の一つの基準なわけです。
当ブログは『安心・安全にFireタブレットを使う』をモットーにしているため、『使える』『使えない』の基準を「Amazonアプリストアから入手できるブラウザかどうか」で判断することにします。
各ブラウザがFireタブレットで使えるかどうか調査してみた結果。
ここまでで、
- 今回、Fireタブレットで使えるかどうかを調査するブラウザ(15種類)
- 『使える』『使えない』の判断基準
の2つについてみていきました。
ここで一度、これまでの話を整理してみましょう。
■調査対象のブラウザ
- Silk(Fireタブレットの標準ブラウザ)
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Safari
- Firefox
- Yahoo!
- Google Search
- Smooz
- Firefox Focus
- Opera Touch
- Brave
- ドルフィン
- Sleipnir
- DuckDuckGo
- SkyLeap
■『使える』『使えない』の判断基準
Amazonアプリストアから入手できるかどうか。
これらを踏まえて、Fireタブレットで使えるブラウザを調査した結果は以下のとおりです。
Fireタブレットで使えるブラウザ | Fireタブレットで使えないブラウザ |
---|---|
Silk Google Search | Google Chrome Safari Firefox Yahoo! Smooz Firefox Focus Opera Touch Brave ドルフィン Sleipnir DuckDuckGo SkyLeap |
上の図を見てもらうとわかると思いますが、Fireタブレットで使えるブラウザは『Silkブラウザ』と『Google Search』の2つです。
しかし、『Google Search』はGoogleが出しているブラウザアプリではないという点には注意が必要です。調べものに使うのであればあまり危険はないと思われますが、Googleアカウントを使ってログインする場合などであなたの情報が流出する危険があります。
Google公式ではないのに『Google Search』という名前を付けているのもちょっと怪しげ、、だと私は思います。
まとめ|Silkブラウザを使うのがいちばん
今回はFireタブレットで使えるブラウザについて紹介していきました。
Fireタブレットで使えるブラウザは2つあります。
- Silk
- Google Search
もちろん、GooglePlayストアやWebサイトからブラウザを入手する場合は、もっと選択肢は多くなります。
しかし「Fireタブレットの動作がおかしくなる」「個人情報を取られる」という危険性や、「そもそもブラウザが正常に動くのが」という不安定さがあります。
それらを考えると、Amazonアプリストアから入手できる2つのブラウザ『Silk』『Google Search』を使うことをおすすめしたいです。
また、Amazonアプリストアから入手できる『Google Search』については、アプリのくわしい説明文がなく、開発者の公式サイトがないなど「実態が不明」という不安要素があります。
そのため、やはり安全性を考えるならば、Fireタブレットにもとから入っている『Silk』というブラウザを使うのがいちばんでしょう。
Fireタブレットを安全に使いたいのであれば、Fireタブレットを買ったときにすでに入っている『Silk』というブラウザを使うようにしましょう!