「Fireタブレットを買おうと思ってるんだけど、いろいろ種類があってどれにすればいいのかよくわからない…。」
コスパ最強と人気のFireタブレット。
5万~10万円ほどするipadより性能は低いものの、1~2万円程度と安く手に入るため、タブレット端末を初めて使う人や、手軽にスマホよりも大きい画面でゲームや読書、映画などを楽しみたい人たちのあいだで人気のタブレット端末です。
ただFireタブレットは現在、4種類(8,8plus,10,10plus)販売されているため「どれを選べばいいのかよくわからない…。」と悩んでしまいますよね。
そこで今回は、各Fireタブレットの性能を比較するとともに、Fireタブレットを5年ほど使ってきた私があなたにあったFireタブレットを紹介していきたいと思います。
- Fireタブレットを買おうと思っているけどどれにすればいいのかわからない…。
- 機種によってどんな違いがあるのかな?
Fireタブレットを選ぶときの参考になればうれしいです!
Fireタブレットの比較
まずはFireタブレットの機種によって、どんな違いがあるのかを見てみましょう。
「いちばん安いFireタブレットを買いたい!」
「いちばん性能の高いFireタブレットを買いたい!」
のように、価格・性能で決めたい場合に参考にしてみてくださいね。
価格
Fireタブレットの価格は、機種と内部ストレージ(記憶容量)によって変わります。
- Fire7がいちばん安く、FireHD10plusがいちばん高い。
→性能が高くサイズが大きいほど値段が高い。 - 32GBと64GBでは、64GBのほうが2,000円もしくは4,000円高い。
→内部ストレージが大きいほうが高い。
内部ストレージ | 税込み価格(Amazon) | |
---|---|---|
Fire 7 | 16GB | 6,980円 |
Fire HD 8 | 32GB | 9,980円 |
64GB | 11,980円 | |
Fire HD 8 plus | 32GB | 11,980円 |
64GB | 13,980円 | |
Fire HD 10 | 32GB | 15,980円 |
64GB | 19,980円 | |
Fire HD 10 Plus | 32GB | 18,980円 |
64GB | 22,980円 |
■内部ストレージは「microSDカード」で増やしたほうがおトク!
内部ストレージはmicroSDカードで増やすことができます(すべての機種が最大1TB=1000GBまでのmicroSDカードに対応しています)。
上の表をみると分かるとおり、内部ストレージは32GB増えると2,000円(もしくは4,000円)高くなります。しかし、32GBのmicroSDカードは1,000円くらいで買うことができます(大手Sundisk製microSDカード32GB)。
つまり、64GBのモデルを買うよりも、32GBのモデルを買って32GBのmicroSDカードと一緒に使ったほうがおトクです。
ディスプレイと解像度
- FireHD10およびFireHD10plusは、画面サイズが10.1インチ。
- HD10のほうが大画面できれいな画像・映像がみれる。
画面サイズ | ピクセル数 | 解像度 | |
---|---|---|---|
Fire 7 | 7インチ | 1024×600 | 171ppi |
Fire HD 8 | 8インチ | 1280×800 | 189ppi |
Fire HD 8 plus | 8インチ | 1280×800 | 189ppi |
Fire HD 10 | 10.1インチ | 1920×1200 | 224ppi |
Fire HD 10 plus | 10.1インチ | 1920×1200 | 224ppi |
■解像度(ppi:pixel par inch)とは「1インチあたりのピクセル数」のこと!
- 1インチ・・・・対角線が2.5cmの四角形の領域
- 1ピクセル・・・画面を構成する小さい豆電球が1つある状態
たとえば、「解像度が224ppi」とは「対角線が2.5cmの四角形に224個の小さい豆電球があること」をあらわしています。
ちょっと難しいところかもしれませんが、ようするに解像度の数字「○○ppi」が大きくなればなるほど、きれいな画面であるといえます。
本体サイズ
- FireHD10(10plus)は、Fire7とFireHD8(8plus)よりも0.5m薄い。
- FireHD10と10plus、FireHD8と8plusはそれぞれ同じサイズ。
縦(長い辺) | 横(短い辺) | 厚さ | |
---|---|---|---|
Fire7 | 181mm | 118mm | 9.7mm |
Fire HD 8 | 202mm | 137mm | 9.7mm |
Fire HD 8 plus | 202mm | 137mm | 9.7mm |
Fire HD 10 | 247mm | 166mm | 9.2mm |
Fire HD 10 plus | 247mm | 166mm | 9.2mm |
重さ
- FireHD8(8plus)は、FireHD10(10plus)よりも110グラムほど軽い
重さ | |
---|---|
Fire 7 | 282グラム |
Fire HD 8 | 355グラム |
Fire HD 8 plus | 355グラム |
Fire HD 10 | 465グラム |
Fire HD 10 plus | 468グラム |
■フィルムやカバーを付けるともう少し重くなる!
Fireタブレット本体の重さは上の表のとおりですが、画面フィルムやカバーなどのアクセサリーをつけるとその分だけさらに重くなります。
画面フィルムやカバーをつけて使いたい場合は、そのぶんの重さも考えてFireタブレットを選ぶようにしましょう。
CPU・RAM
CPUとRAMは、Fireタブレットの処理能力(サクサク動く度合い)をあらわしています。
- Fire7とFireHD8は同じCPU性能。
- 「plus」がついているほうがRAMの性能が高い。
CPUやRAMはちょっとわかりにくいところかもですが「7 < 8 < 8plus < 10 < 10plus」の順番で性能が高くなっていくと思ってもらえれば大丈夫です。
CPU | RAM | |
---|---|---|
Fire 7 | 2.0GHz クアッドコアプロセッサ | 2GB |
Fire HD 8 | 2.0GHz クアッドコア | 2GB |
Fire HD 8 plus | 2.0GHz クアッドコア | 3GB |
Fire HD 10 | 2.0GHz オクタコア | 3GB |
Fire HD 10 plus | 2.0GHz オクタコア | 4GB |
■オクタコアはクアッドコアの「2倍」のコア数!
CPU(中央処理装置)は複数の「コア」と呼ばれる装置で構成されています。
かんたんにいいますと、コアの数が多いほど高速な処理がおこなえます。
- 【クアッドコア】コアが4個
- 【オクタコア】コアが8個
「いちばん性能の高いFireタブレットが欲しい」場合は、FireHD10plusがおすすめです。
充電時間・バッテリー容量
- Fire7はほかの端末よりも、バッテリー容量が2時間ぶん小さい(10時間)。
充電時間 | バッテリー容量(最大) | |
---|---|---|
Fire 7 | 4時間 | 10時間 |
Fire HD 8 | 5時間 | 12時間 |
Fire HD 8 plus | 4時間 | 12時間 |
Fire HD 10 | 4時間 | 12時間 |
Fire HD 10 plus | 4時間 | 12時間 |
- 【充電時間】
付属の充電器(USB-C(2.0)ケーブル・9Wの電源アダプター)を使用したときの充電時間。
※Fire7とHD8のみ、9Wではなく5Wの電源アダプターを使用したときの充電時間。 - 【バッテリー容量】
読書・ウェブなどで通常使用時での、フル充電した状態からの使用可能時間。
保証期間
機種によって、Fireタブレットを買ったときについてくる標準保証(追加料金なし)の期間は違います。
保証期間 | |
---|---|
Fire 7 | 90日 |
Fire HD 8 | 90日 |
Fire HD 8 plus | 90日 |
Fire HD 10 | 1年 |
Fire HD 10 plus | 1年 |
標準でついてくる保証は、過失(落としてしまって壊れたなど)は保証してくれません。そのためあまり心強い保証とはいえません。
しかし「少しでも保証をしてくれる期間が長いほうがいい!」という場合は、FireHD10(10plus)がおすすめです。
カラー
意外と忘れられがちなのが、Fireタブレット本体のカラー(色)です。
- Fire7は「ブラック」しかない。
- 「plus」がついている機種には「スレート(灰色)」しかない。
カラー(色) | |
---|---|
Fire 7 | ブラック |
Fire HD 8 | ブラック ブルー ホワイト |
Fire HD 8 plus | スレート |
Fire HD 10 | ブラック デニム オリーブ |
Fire HD 10 plus | スレート |
それぞれの色についてはAmazon公式サイトを見るのがいちばんですが、ざっくりと説明すると以下のとおりです。
- スレート・・・灰色
- デニム・・・・濃い青(Gパン・デニムのズボン色)
- オリーブ・・・ウグイス色(植物「オリーブ」の実の色)
付属品
付属品において、FireHD8だけ「電源アダプタ」に違いがあります。
- Fire7とHD8は電源アダプタが「5W」
USBケーブル | 電源アダプター | スタートガイド | |
---|---|---|---|
Fire 7 | USB-C(2.0) | 5W電源アダプタ | ○ |
Fire HD 8 | USB-C(2.0) | 5W電源アダプタ | ○ |
Fire HD 8 plus | USB-C(2.0) | 9W電源アダプタ | ○ |
Fire HD 10 | USB-C(2.0) | 9W電源アダプタ | ○ |
Fire HD 10 plus | USB-C(2.0) | 9W電源アダプタ | ○ |
Fireタブレットには、Amazon公式から「5W」と「9W」という2種類の電源アダプタが販売されています。どうやら「9W」のほうが充電時間が短いようです。
Fire7やHD8を購入して9Wの電源アダプタを使いたい場合は、別途9Wの電源アダプタ(税込1,980円)を買う必要があるので注意です。
Fireタブレットの選びかた
機種によってどんな違いがあるのかについてみてきたところで、ここからはFireタブレットのおすすめの選びかたについて紹介してきたいと思います。
まとめると以下のとおりです。
こんな人におすすめ | |
---|---|
Fire 7 | ・とにかく安くFireタブレットを使いたい。 ・小さくて持ち運びやすいFireタブレットが欲しい。 ・メインは電子書籍を読むために使いたい。 |
Fire HD 8 | ・なるべく安くFireタブレットを使いたい。 ・メインは電子書籍を読むために使いたい。 ・電車や待合室などの外出先でも使いたい。 |
Fire HD 8 plus | ・電子書籍だけでなくゲームも楽しみたい。 ・電車や待合室などの外出先でも使いたい。 |
Fire HD 10 | ・大画面かつ高画質で、動画や電子書籍・ゲームを楽しみたい。 |
Fire HD 10 plus | ・いちばん性能の高いFireタブレットを使いたい。 ・大画面かつ高画質、そして快適にゲームを楽しみたい。 |
それではもう少し詳しく、それぞれのFireタブレットの特徴を見ていきましょう。
Fire7がおすすめな人
■Fire7がおすすめな人
- とにかく安くFireタブレットを使いたい。
- 小さくて持ち運びやすいFireタブレットが欲しい。
- メインは電子書籍を読むために使いたい。
Fire7は、現在Amazonが公式サイトで販売しているFireタブレットの中で、いちばん小型かつ安いFireタブレットです。
内部ストレージが16GBしかなく、いろんなゲームをインストールして遊びたい人にはmicroSDカードが必要になることでしょう。また画面が7インチと小さいため、大きな画面でゲームや動画を楽しみたい人にはおすすめできません。
また性能はFireHD8と低いので、重たいゲーム(3Dゲームなど)はカクカクしてしまう危険があります
ただほかの端末に比べてかなり安い(FireHD8と比べて3,000円安い)ので、「Fireタブレットを試しに使ってみたい」「とにかく安くFireタブレットを使いたい」という方にはおすすめです。
FireHD7 | ||
---|---|---|
価格 | 内部ストレージ | 16GB |
税込価格 | 6,980円 | |
ディスプレイ | 画面サイズ | 7インチ |
ピクセル数 | 1024×600 | |
解像度 | 171ppi | |
本体サイズ | 181 x 118 x 9.7 mm | |
重さ | 282グラム | |
CPU | 2.0GHz クアッドコア | |
RAM | 2GB | |
バッテリー | 充電時間 | 4時間 |
最大持続時間 | 10時間 | |
オーディオ | イヤフォンジャック | 3.5mmステレオジャック |
内蔵スピーカー | (記載なし) | |
カメラ | フロントカメラ | 2メガピクセル |
リアカメラ | (記載なし) | |
ビデオ録画 | 720p | |
カラー | ブラック | |
保証期間 | 90日 | |
同封品 | Fire7 USB-C(2.0)ケーブル 5W電源アダプター スタートガイド |
FireHD8がおすすめな人
■FireHD8がおすすめな人
- なるべく安くFireタブレットを使いたい。
- メインは電子書籍を読むために使いたい。
- 電車や待合室などの外出先でも使いたい。
性能は低いですが、電子書籍や動画を見るのであればそこまで性能はいらないため、重たいゲーム(3Dゲームなど)を遊ばないのであればFireHD8で十分だと思います。
比較的軽く小さめなので、電車や待合室などで電子書籍を読みたいときにおすすめなFireタブレットです。
FireHD8 | |||
---|---|---|---|
価格 | 内部ストレージ | 32GB | 64GB |
税込価格 | 9,980円 | 11,980円 | |
ディスプレイ | 画面サイズ | 8インチ | |
ピクセル数 | 1280×800 | ||
解像度 | 189ppi | ||
本体サイズ | 202 x 137 x 9.7mm | ||
重さ | 355グラム | ||
CPU | 2.0GHz クアッドコア | ||
RAM | 2GB | ||
バッテリー | 充電時間 | 5時間 | |
最大持続時間 | 12時間 | ||
オーディオ | イヤフォンジャック | 3.5mmステレオジャック | |
内蔵スピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー | ||
カメラ | フロントカメラ | 2メガピクセル | |
リアカメラ | (記載なし) | ||
ビデオ録画 | 720p | ||
カラー | ブラック ブルー ホワイト | ||
保証期間 | 90日 | ||
同封品 | FireHD8 USB-C(2.0)ケーブル 5W電源アダプター スタートガイド |
FireHD8plusがおすすめな人
■FireHD8plusがおすすめな人
- 電子書籍だけでなくゲームも楽しみたい。
- 電車や待合室などの外出先でも使いたい。
FireHD8plusは、FireHD8と同じ大きさ・重さで、より性能が上がったFireタブレットです。
FireHD8に比べて少し値段があがりますが、性能が上がったことにより重たいゲーム(3Dゲームなど)も快適に遊べます。
電子書籍や動画を見たいだけであればFireHD8で十分だと思いますが、ゲームも楽しみたいという場合はFireHD8plusがおすすめです。
FireHD8 | |||
---|---|---|---|
価格 | 内部ストレージ | 32GB | 64GB |
税込価格 | 11,980円 | 13,980円 | |
ディスプレイ | 画面サイズ | 8インチ | |
ピクセル数 | 1280×800 | ||
解像度 | 189ppi | ||
本体サイズ | 202 x 137 x 9.7mm | ||
重さ | 355グラム | ||
CPU | 2.0GHz クアッドコア | ||
RAM | 3GB | ||
バッテリー | 充電時間 | 4時間 | |
最大持続時間 | 12時間 | ||
オーディオ | イヤフォンジャック | 3.5mmステレオジャック | |
内蔵スピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー | ||
カメラ | フロントカメラ | 2メガピクセル | |
リアカメラ | (記載なし) | ||
ビデオ録画 | 720p | ||
カラー | スレート | ||
保証期間 | 90日 | ||
同封品 | FireHD8plus USB-C(2.0)ケーブル 9W電源アダプター スタートガイド |
FireHD10がおすすめな人
■FireHD10がおすすめな人
- 大画面かつ高画質で、動画や電子書籍・ゲームを楽しみたい。
FireHD10は、FireHD8plusよりも画面が大きく、より性能が上がったFireタブレットです。
単純に画面が大きくなっただけでなく解像度(画質)も上がっているため、大画面かつキレイな画面で動画やゲームを楽しみたい人におすすめのFireタブレットです。雑誌やマンガなどの大きめの電子書籍を読むときにもおすすめです。
画面が大きいため持ち歩きに不便でちょっと重たいのが欠点です。
しかし、基本的に自宅(もしくは会社)で使う場合は、大きさや重さの不便さを感じることはないと思いますのでおすすめです。
FireHD10 | |||
---|---|---|---|
価格 | 内部ストレージ | 32GB | 64GB |
税込価格 | 15,980円 | 19,980円 | |
ディスプレイ | 画面サイズ | 10.1インチ | |
ピクセル数 | 1920×1200 | ||
解像度 | 224ppi | ||
本体サイズ | 247 x 166 x 9.2mm | ||
重さ | 465グラム | ||
CPU | 2.0GHz オクタコア | ||
RAM | 3GB | ||
バッテリー | 充電時間 | 4時間 | |
最大持続時間 | 12時間 | ||
オーディオ | イヤフォンジャック | 3.5mmステレオジャック | |
内蔵スピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー | ||
カメラ | フロントカメラ | 2メガピクセル | |
リアカメラ | 5メガピクセル | ||
ビデオ録画 | 720p | ||
カラー | ブラック デニム オリーブ | ||
保証期間 | 1年 | ||
同封品 | FireHD10 USB-C(2.0)ケーブル 9W電源アダプター スタートガイド |
FireHD10plusがおすすめな人
■FireHD10plusがおすすめな人
- いちばん性能の高いFireタブレットを使いたい。
- 大画面かつ高画質、そして快適にゲームを楽しみたい。
FireHD10plusは、現在Amazonが公式サイトで販売いているFireタブレットの中で、いちばん大画面かつ高画質・高性能のFireタブレットです。
Fireタブレットのなかでいちばん価格が高い(FireHD8の2倍の価格)ため、ちょっと気軽に手に入れることは難しいのが欠点です。また、FireHD10と同じく持ち歩きにはちょっと不便なのも欠点にあります。
しかし、自宅(もしくは会社)で使うのであればまず困らないでしょう。
大画面・高画質・高性能であり、動画や電子書籍・ゲームなど幅広い用途で快適に使えます。
FireHD10plus | |||
---|---|---|---|
価格 | 内部ストレージ | 32GB | 64GB |
税込価格 | 18,980円 | 22,980円 | |
ディスプレイ | 画面サイズ | 10.1インチ | |
ピクセル数 | 1920×1200 | ||
解像度 | 224ppi | ||
本体サイズ | 247 x 166 x 9.2mm | ||
重さ | 465グラム | ||
CPU | 2.0GHz オクタコア | ||
RAM | 4GB | ||
バッテリー | 充電時間 | 4時間 | |
最大持続時間 | 12時間 | ||
オーディオ | イヤフォンジャック | 3.5mmステレオジャック | |
内蔵スピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー | ||
カメラ | フロントカメラ | 2メガピクセル | |
リアカメラ | 5メガピクセル | ||
ビデオ録画 | 720p | ||
カラー | ブラック デニム オリーブ | ||
保証期間 | 1年 | ||
同封品 | FireHD10plus USB-C(2.0)ケーブル 9W電源アダプター スタートガイド |
Fireタブレットを購入する前に知っておきたいこと
コスパ最強と呼ばれるFireタブレットですが、「コスパが良い」というのは「値段が低いがそのぶん性能が低い」という点に注意が必要です。
つまり、「安い」という理由で買ってしまうと「こんなはずじゃなかった」という後悔をしてしまう危険があるのです。
そこでFireタブレットとipadAirを持っている私が、Fireタブレットを買う前に知っておきたいことを紹介したいと思います。
Fireタブレットを買う前にぜひ参考にしてみてくださいね。
使えるアプリが少ない
Fireタブレットを買う前にいちばん知っておきたいことが「遊べるゲーム・使えるアプリが少ない」ということです。
「パズドラ」や「モンスト」「Minecraft」「ラグナドール」は遊べますが、「ウマ娘」や「にゃんこ大戦争」「原神」「FGO」は遊べません。またイラストアプリ「ClipStudio」やgoogleのブラウザアプリ「Chrome」は使えません。
■FireタブレットにGooglePlayストアを入れる方法があるけど…。
FireタブレットにGooglePlayストアをインストールすれば、Androidスマホと同じゲームが遊べます。
しかし、Fireタブレットが壊れる危険性がありますし(もちろん壊れても保証は拒否されます)、そもそもちゃんと動くのか分からず、アプリの利用規約に違反してアカウント停止を受ける可能性もあります。
そのため私は、FireタブレットにGooglePlayストアを入れることはおすすめしません。
どんなアプリが使えるのかはAmazon公式サイトにて、使いたいアプリの名称を検索から確認することができます。少しずつ使えるアプリが増えていっていますが、一度どんなアプリが使えるのかを確認しておくと安心です。
ただ、使えるアプリが少ないという欠点がある反面、
- アプリ課金がお得
- 電子書籍や動画を見るだけなら関係ない
というメリット(?)があります。
Fireタブレットではアプリ課金に「Amazonコイン」という課金アイテムを使うことができます。
アプリ内では「1Amazonコイン=1円」として使えるのですが、1000Amazonコインを900円で買えたりと「1Amazonコイン=1円以下」で買うことができます。
使えるアプリが少ない反面、Amazonコインを使うことで通常よりおトクに課金することができるのです(最大20%OFF)。
Wi-Fiモデルしかない
FireタブレットではSIMカードが使えず、スマートフォンやipadのように「モバイル回線(4Gや5G)」を使うことができません。Fireタブレットをインターネットにつなげて使う(アプリのダウンロードやYoutube視聴などする)場合は、Wi-Fiにつなげる必要があります。
しかし、Wi-Fiモデルしかないというのは「購入がかんたん」というメリットがあります。
スマートフォンを買うときに必ずといっていいほど聞かれる「プランはどうですか?電気代はどうですか?」。正直、面倒くさいですよね…。
FireタブレットにはWi-Fiモデルしかないため契約をする必要ありません。買う場所によって「メーカー保証はどうですか?」などの勧誘を受けるかもしれませんが、しいていえばそれくらいでしょう。
スマートフォンのようにモバイル回線を使えないため少し不便さはありますが、買うのが簡単でヘンな契約をする必要がないのは良いところです。
「安く」はAmazon、「すぐ欲しい」は実店舗
FireタブレットはAmazonの製品ですが、Amazonだけでなく楽天ショッピングや実店舗(家電量販店)で買うことができます。
それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
Amazon | ・購入後すぐに届く。 ・人と話さなくて良い。 | ・定価 |
楽天市場 | ・購入後すこし待つ必要がある(取り寄せをするため)。 | ・定価よりも少し高い ・販売されていないときがある |
実店舗(家電量販店など) | ・実際に手にとって選べる場合がある。 ・購入後すぐ使える。 | ・人と話す必要がある。 (・価格が安くない) |
Amazonから直接買うのがいちばん安いです。Amazonで買うと定価で買うことになるため、いっけんお得ではないように感じられます。しかし私が調べたかぎりでは、楽天市場やYahoo!ショッピングではAmazonの価格(定価)よりも少し高くなっていました。実店舗でも定価よりも少し高い値段で販売されていました。
とはいっても「いつも楽天市場を使って買い物をしている」という場合は、ポイントを考えると楽天市場のほうがお得になります。また実店舗であれば実際に手に取ってみることができ、購入後すぐに使うことができます(発送してもらう時間分はやく使い始められる)。
ぜひあなたにあった購入方法でFireタブレットを手に入れてくださいね。
ちなみに私は3台Fireタブレットを持っていますが、楽天市場を使ったことはなく実店舗に行くのはちょっと面倒なので、使い慣れているAmazonで3台とも買いました。
まとめ|自分にあったFireタブレットを選ぼう!
今回はFireタブレットの性能比較と選びかたについて見ていきました。
こんな人におすすめ | |
---|---|
Fire 7 | ・とにかく安くFireタブレットを使いたい。 ・小さくて持ち運びやすいFireタブレットが欲しい。 ・メインは電子書籍を読むために使いたい。 |
Fire HD 8 | ・なるべく安くFireタブレットを使いたい。 ・メインは電子書籍を読むために使いたい。 ・電車や待合室などの外出先でも使いたい。 |
Fire HD 8 plus | ・電子書籍だけでなくゲームも楽しみたい。 ・電車や待合室などの外出先でも使いたい。 |
Fire HD 10 | ・大画面かつ高画質で、動画や電子書籍・ゲームを楽しみたい。 |
Fire HD 10 plus | ・いちばん性能の高いFireタブレットを使いたい。 ・大画面かつ高画質、そして快適にゲームを楽しみたい。 |
Fireタブレットは実際にところ性能はそこまで高くなく、使えるアプリも少ないです。
しかし、ipadに比べてかなり安く手に入りますし、電子書籍や動画を見たいだけであればFireタブレットで十分だと思います。実際、私はFireタブレットとiPadAirを持っていますが、電子書籍や動画を見るだけならFireタブレットで十分だと感じています。
ぜひこの記事を参考にあなたにあったFireタブレットを選んでみてくださいね!