「充電ケーブルにつないでも、Fireタブレットが充電されない!!」
このような悩みを抱えているかたに向けた記事となっています。
プライムビデオや電子書籍などさまざまなコンテンツが楽しめるFireタブレット。
いつも通り使っていたら突然訪れた「充電できない」トラブル。
この記事では、Fireタブレットが充電できないときの原因と対処法を紹介しています。
この記事で紹介している対処法を試すことで、あなたのFireタブレットが再び充電できるようになるはずです。
それでは本編スタートです。
Fireタブレットが充電できない原因
Fireタブレットが充電できない場合、以下の6つが原因として考えられます。
- しっかりとコンセント・ケーブルが差さっていない。
- Fireタブレットが熱くなっている。
- 汚れや異物が原因で、接触不良を起こしている。
- 充電ケーブルが破損している。
- 純正の充電器を使っていない。
- Fireタブレットが故障している。
しっかりとコンセント・ケーブルが差さっていない
充電器がコンセントおよびFireタブレットにしっかりと差さっていないと、うまく充電できないことがあります。
とくに、「充電器をコンセントに差しっぱなしにしていて、充電するときはFireタブレットにつなげるだけ。」という使い方をしてる場合、知らないあいだに充電器がコンセントから抜けかけてしまっていることがあります。
Fireタブレットが熱くなっている
Fireタブレットが熱くなると充電ができなくなることがあります。
Fireタブレットが熱くなっている原因は、内臓バッテリーに負荷がかかっているところにあります。
内蔵バッテリーが高温になっているときに充電をしようとすると、発火や爆発の危険があるため、Fireタブレットのシステムにより充電ができなくなります。
汚れや異物が原因で、接触不良を起こしている。
アダプターやコード、Fireタブレットの差し込み口に汚れや異物が入ってしまい、接触不良を起こしている可能性があります。
しっかり充電器を差していても、汚れや異物があるとうまく電気が流れず充電ができないことがあります。
とくに「Fireタブレットをカバンの中にいれて持ち運んで使っている」場合、カバンの中にある小さなゴミがFireタブレットの充電ケーブルを差す穴に入ってしまっていることがあります。
充電ケーブルが破損している
充電ケーブルの接触部分がはがれていたり、ケーブルが切れてしまっているのが原因かもしれません。
充電ケーブルをカバンに詰め込んだり無理に曲げたりして使っていると、充電ケーブルに無理な力がかかって切れてしまうことがあります。
- なかの電線が見えてしまっている。
- 接触部分に爪楊枝や小石などが入ってしまったことがある。
そんな場合は、充電ケーブルが破損している可能性が高いです。
純正の充電器を使っていない
『Fireタブレットを買ったときに一緒に付いてきた充電器』以外の充電器を使っている場合、うまく充電ができないことがあります。
純正の充電器はコードが短く硬いため、正直言って使いづらいのが難点。
できれば「コードが伸びる」「充電速度が速い」別メーカーの充電器を使いたいところ….。
ただ、Fireタブレットに差すことはできてもうまく充電できないことがあります。
Amazonのヘルプページにも書かれているように、Fireタブレットの充電では純正の充電器をつかうことがおすすめされています。
トラブルシューティングの前に、以下をご確認ください。
Amazonヘルプページ『Kindle Fireが充電されない』より
(中略)
・端末に付属されていた充電器とマイクロUSBケーブルで充電していること。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201730680
Fireタブレットが故障している
充電器に問題がなくても、Fireタブレットが故障していて充電ができないことがあります。
- Fireタブレットに充電ケーブルを差したときにグラグラする。
- 充電ケーブルがすんなり抜けてしまう。
といった場合は、Fireタブレットの充電器を差す穴が壊れてしまっている可能性があります。
Fireタブレットが充電されないときの対処法
Fireタブレットが充電できない場合、以下の4つが対処法として考えられます。
- Fireタブレットを再起動してみる。
- 充電器を差しなおす。
- Fireタブレットが冷めるまで放置する。
- 汚れ・異物を取る。
Fireタブレットを再起動してみる
まずは、Fireタブレットを再起動してみましょう。
再起動をすることで充電ができるようになることがあります。
充電器を差しなおす
充電器を差しなおしてみましょう。
充電器がしっかりと差さっているかを確認するだけでも良いのですが、変なかんじで差さってしまっていることがあるので、いちど差しなおしてみると確実です。
Fireタブレットが冷めるまで放置する
Fireタブレットの背面(ロゴがある面)に手を当ててみて「熱いっ。」と感じたら、Fireタブレットが冷めるまで待ちましょう。
ここで注意なのが「保冷剤を使わないようにする」ということです。
早く冷ましたいと思って保冷剤を使ってしまうと、結露が起こってFireタブレットの中に水滴ができてしまい、Fireタブレットが壊れてしまうことがあります。
どうしても早く冷ましたいときは保冷剤や冷蔵庫を使わず、床や金属の上などの『少し温度が低いところ』に置いて冷ますようにしましょう。
汚れ・異物を取る
充電器やFireタブレットの差し込み口に汚れがついていたりゴミが入っている場合は、取り除いてあげましょう。
掃除をするときに気を付けることは「水を使わない」ということです。
水を使ってしまうと、Fireタブレット内に水が入ってしまったり、サビの原因になってしまうからです。
水ではなく『専用のクリーナー』を使うと安全に汚れを落とすことができます。
おすすめの掃除方法は以下のとおりです。
【USB端子】
→綿棒にクリーナーをつけてやさしくこする
[おすすめ]『KURE(呉工業) エレクトロニッククリーナー (380ml) 電気・電子パーツクリーナー 』
【接触部分(金色のところ)】
→細い綿棒に接点復活スプレーをつけて優しくこする。
[おすすめ]『KURE 接点復活スプレー #1424 220ml』
【ごみを取るとき】
→息を吹きかける、もしくはエアダスターを使う。
[おすすめ]『HAKUBA エアダスター ノンフロン クリーンエースNFN350 逆さ使用OKタイプ』
それでも充電できないときは?
「汚れやごみを取って、しっかり充電器を差した。それでも充電できない。」
そんなときは以下の3つを検討してみましょう。
- 充電器を買い替える。
- 修理を頼む。
- Fireタブレットを買い替える。
充電器を買い替える
充電器をFireタブレット以外の端末(スマホなど)で使ってみてください。
Fireタブレット以外の端末でも充電できないときは、充電器が壊れている可能性が高いです。
アダプター(コンセントに差す直方体のもの)が壊れていることはまずないので、充電ケーブルを買い替えれば充電できるようになるはずです。
なお、充電ケーブルを買うときは『USBの種類(形)』に注意してください。
現在Amazonで売っている最新のFireタブレットはすべて「USB-C(角丸長方形)」です。
しかし、購入して5年ほどたったFireタブレットは「USB-B(台形)」である可能性が高いです。私も旧型のFire7を持っていますが、充電器の差込口が台形(USB-B)になっていました。
USBの種類(形)を間違えて買ってしまうと、Fireタブレットに差さらない!なんてことが起きるので注意してくださいね。
修理を頼む
Fireタブレット以外の端末(スマホなど)であれば充電できるという場合、充電器ではなくFireタブレットが壊れている可能性が高いです。
そんなときは、Amazonカスタマーサービスもしくは修理会社に修理をたのんでみましょう。
Amazon以外で修理を頼むときは、総務省の『登録修理事業者』に登録されている修理会社かを確認しておくと安心です。
Fireタブレットを買い替える
修理に出すよりもFireタブレットを買い替えた方が安い場合があります。
Fireタブレットはバージョンアップ(新機種)になるたびにかなり性能が上がっています。
2023年6月14日に「Fire Max 11」という最新機種が発売されます。価格はちょっと高いですが、そちらも含めてこの機会に買い替えを検討してみても良いかもしれませんね。
まとめ
今回はFireタブレットが充電できないときの原因と対処法を紹介していきました。
まとめるとこんな感じです。
■原因
- しっかりとコンセント・ケーブルが差さっていない。
- Fireタブレットが熱くなっている。
- 汚れや異物が原因で、接触不良を起こしている。
- 充電ケーブルが破損している。
- 純正の充電器を使っていない。
- Fireタブレットが故障している。
■対処法
- Fireタブレットを再起動してみる。
- 充電器を差しなおす。
- Fireタブレットが冷めるまで放置する。list-blue
- 汚れ・異物を取る。
これでも解決しないときは、修理もしくは買い替えを検討しましょう。